• Clark Construction Group, LLC

    シータック空港国際線到着施設

    米国、ワシントン州、シアトル

プロジェクト概要

    • DIGITAL CONSTRUCTION - Clark Construction Group, LLC

歴史ある資本開発プロジェクト

世界各地の乗客のエクスペリエンスを向上させ、ピュージェットサウンド地域を観光およびビジネスの玄関口として第一級のものにするために、シアトル空港公団は45万平方フィートに広がる新しい国際到着施設(IAF)を建設しています。このプロジェクトには、34万5,000平方フィートの3階建てロビー、新しい国際線連絡通路、新しい到着ロビーと空港の南サテライトを結ぶ高さ85フィートの空中歩廊の建設が含まれます。Clark Constructionは、築71年の空港の歴史の中で最も複雑な資本開発プログラムとなる9億6,800万米ドル規模のプロジェクトの設計・建設請負業者として採用されました。

象徴的な空中歩廊の建設

新しい施設の建設ではいくつかの課題に直面しましたが、最も困難だったのは、誘導路の上にかかる世界最長の空中歩廊用の重さ300万ポンド、長さ320フィートのセンタースパンの遠隔組み立て、輸送、および設置でした。安全性を最適化しながら空港運営への影響を最小限に抑えるために、近くの貨物エリアでスパンを製作し、空港の中央滑走路を迂回する3マイルのルートで設置場所まで輸送する必要がありました。こうした難題を克服し、豊富なデータを含むデジタルモデル成果物を望む所有者の要求を満たすには、慎重な計画、難易度の高い相互運用可能なBIM、リアリティモデリング、建設スケジューリングとシミュレーション技術が必要でした。

4D建設の活用

ミスが許されない中、ClarkはBentleyのSYNCHRO 4Dアプリケーションによる最先端の測量およびモデリング技術を活用して、概念設計および概略設計の早い段階から建設に至るまでの間、既存の現場と橋を視覚化および解析しました。このワークフローは、詳細をすべて理解した上で空中歩廊を効率的かつ安全に構築する方法を決定するのに役立ちました。3Dモデルと建設スケジュールをリンクさせてデジタルツインを作成し、建設順序を完全に視覚化しながら、プレハブ式の橋のスパンと橋脚をモデリングしました。SYNCHRO 4Dを使用することで、混雑した空港でのプレハブ式の巨大なセンタースパン設置の計画、情報伝達、実行をサポートする建設シミュレーションおよびアニメーションの作成が容易になりました。

デジタル化により世界記録を達成

IAFチームは、SYNCHRO 4Dの助けを借りて、誘導路の上にかかる世界最長の空中歩廊を建設、設置するという偉業を成し遂げました。SYNCHROによる橋梁の計画と実行プロセス全体を通して、レーザースキャンした精密なデータからポイントクラウドとメッシュを生成するとともに、測定と偏差計算を実行し、デジタルツインを作成して橋梁の設計と現場での設置の精度を確認しました。Bentleyのアプリケーションを使用することで、正確な計画を立て、空港の混乱を招くことなく、象徴的な歩廊を8分の3インチ以内の精度で設置できました。作成したデジタルツインは、シアトル空港公団の施設管理に使用される予定です。

プロジェクトプレイブック:SYNCHRO 4D

成果と現状
  • 乗客数を増やし、空港の交通の流れを改善するために、シアトル空港公団はシータック空港で新しい国際到着施設の建設を開始しました。
  • この9億6,800万米ドル規模のプロジェクトには、重さ300万ポンド、長さ780フィート、高さ85フィートの歩廊の建設が含まれていました。
  • Clarkは、SYNCHRO 4Dの建設シミュレーション機能とアニメーション機能を使い、誘導路の上にかかる世界最長の空中歩廊の計画と設置を、空港の運営に影響を与えることなく成功させました。
  • SYNCHRO 4DとBIMおよびリアリティモデリングアプリケーションを併用してデジタルツインを作成し、設計から建設、施設管理に至るまでの堅牢なデジタル実装の好例を示しました。
引用:
  • 「BentleyのSYNCHRO 4Dを業界専門家の知識および最先端建設技術と併用し、空港の誘導路の上にかかる世界最長の空中歩廊を遠隔組み立てして、輸送、設置するためのデジタルプランニングを行いました。」

    Brian Krause氏 バイスプレジデント Clark Construction Group, LLC