業界: 鉄道・輸送
製品: AssetWise、ComplyPro、ContextCapture、OpenRail CDE、MicroStation、Navigator、PLAXIS、ProjectWise、STAAD
ユーザー: Mass Rapid Transit Corporation
国: マレーシア、クアラルンプール

2019年10月21日

MRT Corp、デジタルツインの導入でマレーシア建設業界の未来を開拓

マレーシアの公共輸送最大手、Mass Rapid Transit Corporation(MRT Corp)は、2017年、大クアラルンプール首都圏(クランバレー地域)にスンゲイ・ブロウ-カジャン(SBK)線を開通しました。プロジェクトチームは、この開通で培われた豊富な経験を生かすため、全3路線のうち2号線にあたるスンゲイ・ブロウ-スルダン-プトラジャヤ(SSP)線に多分野型BIMワークフローを採用し、時間とコストの確実性改善に全力を注ぎました。また、建設管理や、運用部門へのデジタル竣工情報の引き渡しで多くの課題を見い出したため、Bentleyソリューションによるデジタルツインを採用し、BIMワークフローの推進を決意しました。デジタル化の結果、デジタル資産の作成と視覚化だけでなく、状況確認、解析、考察もできるようになり、組織のパフォーマンスの予測と最適化が可能になりました。

MRT Corpでは、文書、資産タグ、機器だけでなく、保守のクラスと頻度、メーカー名、詳細な連絡先も資産情報管理(AIM)システムで維持管理しています。そのデータ管理のため、同社は、独自の分類システム、KVMRT Classification Systemを構築しました。このシステムは、クラウドベースのコネクトデータ環境(CDE)でAssetWiseを使用します。運用・保守部門は、マスター資産登録(MAR)機能を搭載したこのシステムを使用することで、資産と機器の関連情報をすべて取得でき、鉄道の運用期間全体を通じてこの情報を利用できます。データは同社の基準に従って検証され、不正確、不完全、または重複のあるデータは事前に識別されてシステムに取り込まれないため、データの品質は大幅に向上しています。資産名や資産番号が不明な場合、資産階層をドリルダウンすると、MARから資産を見つけ出すことができます。また、資産情報の操作や、システムやサブシステムに関する照会も簡単になりました。

設定、調達、コミッショニングに関与した資産データは、ライフサイクルのどの段階でも利用できるため、情報の検索やアクセスが簡単に行えます。プロジェクトデリバリを通じて資産情報全般を維持管理できるため、運用部門への資産の引き渡しの際、人手によるやり取りを最小限に抑えられます。
 
MRT Corpは、Bentleyアプリケーションを利用したこのアプローチを採用することで、このプロジェクトに義務付けられている規格、英国政府によるBIM成熟度レベル2を達成しつつあります。iModelを使用すれば、資産の場所を3Dモデルで視覚的に把握し、資産と機器の連携や関連について十分に理解できます。さらに、このアプローチで深めた知見から、より適切な判断ができ、最終的に鉄道のライフサイクルコストの削減につながります。

MRT Corp、BIM推進部、Aswadi Yusof氏は次のように述べています。「わが社は、デジタルツインの利用を始めとするBentleyのデジタル化ソリューションにより、マレーシア建設業界のデジタル化の未来を切り開くために必要なビジネスプロセスとシステムを実装できました。」

 

1441_MRT Corp、デジタルツインの導入でマレーシア建設業界の未来を開拓

1441_MRT Corp、デジタルツインの導入でマレーシア建設業界の未来を開拓(2)

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