2017年10月11日

Going Digital(デジタル化): Bentley、iModel 2.0クラウドプラットフォームとiModelHubクラウドサービスを発表 – 変更部分の同期の自動化、デジタルコンポーネントの調整, 没入型の可視性

現行のBIMプロセスに対してシームレスに追加し、ProjectWise Design Integrationを拡張して、プロジェクト間の連携と資産の連携のためのデジタルワークフローを実現

シンガポール — Year in Infrastructure 2017カンファレンス — 2017年10月11日 — Bentley Systemsの創設者であるKeith Bentleyは本日、同社の"iModel 2.0"クラウドプラットフォームとその最初の新サービス、iModelHubを発表しました。これらはProjectWise Design Integrationサービスを利用するユーザーの"going digital(デジタル化)"促進を目的としたものです。既存のBIMアプリケーションやBIMプロセスに変更を加えることなく利用できるiModelHubクラウドサービスでは、ProjectWiseによってアプリケーション固有の"iModel Bridge"が自動的に呼び出されます。

  • 各部門のBIMアプリケーションで加えられた変更を同期し、配信
  • 変更部分に含まれるデジタルコンポーネントを意味的および物理的に調整
  • 没入型の可視性を維持し、すべてのプロジェクト部門および関係者間での包括的かつ継続的な設計レビューを実現

変更部分の同期
ProjectWise Design Integrationサービスは、"ワークシェアリングの基幹となるシステム"として、ENR設計企業上位50社のうち43社で利用されています。契約上の役割に応じて、プロジェクトデリバリに関するファイルベースのワークフローを管理でき、インフラプロジェクトのワークパッケージ作成や共同作業が非同期的で連携が取れていない状況にも対応できます。プロジェクト間の連携を十分に高めるために、iModelHubの導入にはMicrosoft Azureクラウドサービスが活用されます。これにより、チェックイン済みのプロジェクト変更内容を完全に同期し、複合プロジェクトiModelの自動更新によって包括的かつ継続的な設計レビューを実施し、複数の部門にまたがるデジタルワークフローの進捗とリスクの可視性を高めることができます。

iModelHubでは、プロジェクトの全変更内容がタイムラインに記録され、プロジェクト関係者のProjectWiseワークフロー構成を基に、関連性の高い変更の有無を示す通知がプロジェクト関係者に送信されます。プロジェクト関係者は、特定のタイムラインマイルストーンとの同期の可否を指定でき、さらに進行中の変更による影響を視覚化、要約、解析、解釈できます。

複数のプロジェクトをまたいだ高度な解析を可能とし、資産の連携を実現するためには、解析対象ごとに"iModelエージェント"をプログラミングすることで、iModelHubからプロジェクトレベルの変更通知を配信し、適切なフィルタリングによって企業の"データレイク"に効率的な増分更新を加えることができます。これにより、現在のインフラエンジニアリングモデルデータへの安全なアクセスが確保され、コンプライアンスと安全性が保証されます。

デジタルコンポーネントの調整
BIM成果物向けに幅広く利用されているBentleyのi-model("1.0")コンテナは、自己記述的な構造であるため単体で使いやすくなっていますが、こうした手法は複数の部門をまたいだデータの集約や利用には向いていません。iModel("2.0")ではiModelHubクラウドサービスとiModel Bridgeを活用することでこの課題に対処し、iModel間でのデジタルデータ調整の余地を最大限に高めています。

iModel Bridgeでは、アプリケーションのネイティブ形式の情報が、iModelHubの意味、構造、単位、座標のレジストリに合わせて調整されます。Bentley Systemsは、自社のアプリケーションとAutodesk REVITのような他の一般的なBIMアプリケーション向けにiModel Bridgeプログラムを提供しており、今後はその他のアプリケーションと繋げるための開発向けAPIを提供する予定です。

場所を選ばない没入型の可視性
ProjectWiseとBentleyのAssetWise運用サービス全体にわたって共有される連携データ環境に、変更部分の同期機能とデジタルコンポーネントの調整機能を追加することにより、iModelHubにおける連携されたプロジェクト、連携された資産、企業データレイクを結ぶデジタルワークフローの価値をさらに高めることができます。iModel 2.0クラウドプラットフォームには、iModelをさまざまな場所に配置し同期することにより、信頼性、普遍性、非同期プロジェクトの可視性の大規模なスケールアウト化を支援するという目的があります。たとえば、Bentleyの新製品であるNavigator Webでは、権限を持つユーザーが任意の最新ブラウザを使い、直感的な3D没入型の操作によってプロジェクトや資産のデジタルコンポーネント情報に安全にアクセスできます。没入型の可視性の例としては、エンジニアリング可能なリアリティメッシュのデジタルコンテキスト内でBIMモデルやデジタルコンポーネントを調整するという事例が考えられます。このようなデジタルコンテキストはBentleyのContextCaptureリアリティモデリングソフトウェアで作成でき、UAVによる連続測量などのデータを利用できます。

世界で初めて、プロジェクトデリバリと業務のパッケージ化によって、信頼性とアカウンタビリティに優れた方法でBIMの"産業化"が可能となりました。これを実現したのは、設計および建設のワークフロー全体で絶えず加えられる変更を追跡し管理する機能や、進行中のプロジェクトや現場の状況を没入型の設計レビューとして可視化する機能です。また、世界で初めて、この完全に連携したデータ環境で、デジタルエンジニアリングモデルをインフラ資産パフォーマンスモデリング用のデジタルDNAとして利用できるようになりました。さらに、Bentleyが市場をリードしているAssetWise信頼性サービスおよび運用解析を利用した、運用技術の情報や企業のデータレイクと連携させることも可能です。

Keith Bentleyの見解
Keith Bentleyは次のように語っています。「Bentleyの"iModel 2.0"クラウドプラットフォームの登場により、インフラ資産を中心とする真のデジタルワークフローの実現に向けた技術革新のエコシステムは、さらに加速することになるでしょう。それを実現するためにBentleyが最優先で取り組んできたのは、現行のBIMワークフローに変更を加えずに、インフラのプロジェクトデリバリと資産パフォーマンスにおける成果を大きく改善できるようにすることです。iModelHubクラウドサービスは、BIMモデリングによって発展の可能性が示されながらも情報の不整合からその価値が制限されてきた、インフラエンジニアリングの数多くの課題に対するソリューションとなります。実際に、私たちはiModel 2.0クラウドプラットフォームを設計し、その中核となる機能としてデジタルコンポーネントの調整、変更ベースのアカウンタビリティと同期、没入型の可視性を組み込みました。ProjectWise Design Integrationのユーザーは、自分のiModel Bridgeを設定することで、iModelHubに接続できるようになります。トレーニングの再受講や既存のアプリケーションまたは業務プロセスの変更は不要で、プロジェクトにリスクをもたらす心配もありません。Navigator Webによる変更ベースの視覚化機能は、ほとんどの企業にとって新たなプロジェクトに絶対に欠かせないほど重要な機能となるでしょう。

早期導入を望む企業の皆様を個別にご招待し、私たちとiModelHubにgoing digital(デジタル化)の支援をお任せ頂けたらと考えています」

iModel 2.0クラウドプラットフォームとiModelHubクラウドサービスの詳細については、こちらのホワイトペーパーをお読みください。

Bentley Systemsについて
Bentley Systemsは、エンジニア、建築家、地理空間のプロフェッショナル、建設業者、オーナーオペレーターにインフラストラクチャの設計、建設、運用を推進するための包括的なソフトウェアソリューションを提供する世界的リーダー企業です。Bentleyのユーザーは、各分野にまたがり、インフラストラクチャのライフサイクル全体に対応するインフォメーションモビリティを活用し、パフォーマンスに優れたプロジェクトとアセットを実現できます。Bentleyのソリューションには、インフラの設計・モデリングを行うMicroStationプラットフォーム、インフラプロジェクトチームの協業と作業共有のためのProjectWiseプラットフォーム、インフラ資産運用のためのAssetWiseプラットフォームを包含し、すべてが広範なポートフォリオの互換性アプリケーションに対応し、カスタマイズされた成功戦略で補われています。

Bentleyは1984年に設立され、50カ国以上に3,000人近くの従業員を擁し、年間売上高は6億ドルにのぼります。また、2011年以来10億ドル以上を投資して研究、開発および企業買収を推進しています。

Bentleyに関するその他の情報については、www.bentley.comをご覧ください。Bentleyのニュースをいち早くご覧になるには、BentleyのプレスリリースおよびニュースアラートのRSSフィードをご購読ください。Year in InfrastructureカンファレンスのWebサイトで、Bentleyの一流のオピニオンリーダーシップイベントの見どころをご覧ください。毎年開催されるBe Inspired Awardsの革新的なインフラストラクチャプロジェクトのコレクションは、検索可能なBentleyの『Infrastructure Yearbooks』をご覧ください。インフラストラクチャ業界の関係者が出会い、情報交換し、学び合える専門家ネットワーキングサイトをご利用になるには、Bentley Communitiesにアクセスしてください。

Bentley Infrastructure 500』はインフラストラクチャの累積投資額に基づいて公共部門と民間部門のインフラストラクチャトップオーナーのランキングを掲載した独自の世界的リストです。こちらからダウンロードできます。

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