• アジア航測株式会社

    マルチ解像度対応のシームレスな3Dモデルを使用した東京オリンピックの都市警備計画

    日本 東京

プロジェクト概要

プロジェクト

2020年に東京で開催される夏季オリンピックに向けた準備の一環として、アジア航測は東京のオリンピック会場の3Dモデルを作成し、オリンピック関連組織向けのセキュリティ解析ツールを開発しました。2億円の予算が投じられたこのプロジェクトでは、写真測量を用いて画像を収集し、3Dデータをシームレスに操作して、VIP席の警護からマラソンに使われる公道の安全確保に至るまで、あらゆる要素を網羅した警備計画を策定することが求められました。既存の状況を撮影して詳細な3Dモデルを自動的に生成するには、高度な写真測量法リアリティモデリングソフトウェアが必要でした。

ソリューション

アジア航測はContextCaptureを使用して、大量の高解像度航空写真から地理情報付きの精細な3Dモデルを写真測量によって自動的に再構築しました。すべての画像を完全に較正して3D構成とテクスチャマッピングを実施できるようになったことで、オリンピック開催の目的だけでなく、都市の防犯、防災、施設管理といった目的にも利用できる正確な都市モデルが完成しました。

成果

ContextCaptureを使用して写真測量による都市モデルの構築を自動化することで、アジア航測はプロジェクトコストを削減して納期を大幅に短縮できました。航空画像や全方位画像を扱えるBentleyソフトウェアの拡張機能によって、写真測量の作業効率を最適化し、正確で精細なモデリングを容易に行えるようになりました。生成されたモデルをベースに、アジア航測はセキュリティを必要とする地域を視程解析結果から抽出し、アリーナ内のVIP席や競技コースなど、特定の場所に関する効果的なセキュリティ計画を策定し、オリンピック期間中の安全性向上に成功しました。

ソフトウェア 

アジア航測はContextCaptureに備わる写真測量再構成機能を利用して、それぞれの写真の相対位置と方位を自動的に識別し、地理的な地上基準点を活用してすべての画像を完全に較正しました。アジア航測は同ソフトウェアを使用して都市モデルの構成を自動化しただけでなく、地上から撮影された画像をシームレスに統合して、広範囲に及ぶ状況認識と詳細な現地解析を可能にし、効果的なセキュリティ計画を作成できました。

Outcome/Facts
  • AAS significantly reduced costs and saved time creating the 3D city model for this JPY 200 million project that not only will enhance safety during the Olympic Games but also can be used for disaster prevention plans and facility management.
  • The ability of Bentley software to accommodate and calibrate large volumes of data and images using set geographic control points resulted in detailed 3D models from which AAS extracted and analyzed wide area ranges, as well as specific locations, optimizing security planning.
  • AAS used Bentley ContextCapture to capture existing infrastructure through photographic surveying and automatically generate a 3D model of the Tokyo Olympic Games’ site that could facilitate the development of a security analysis tool.
Quote:
  • “Using ContextCapture not only allowed the construction of city models through photographic surveying to be automated but also made it possible to combine the results with ground-level photographic images, seamlessly enabling both wide-area situational awareness and detailed local analysis.”

    Kazuo Oda General Manager Research and Development Institute