• Avineon India Pvt. Ltd.

    ロッテルダムのデジタル3D建築モデル

    オランダ、ロッテルダム

プロジェクト概要

プロジェクト
スマートシティ構想の一環として、ロッテルダム市は建物および資産のテクスチャ3Dモデルの作成をAvineon India Pvt. Ltd.に委託しました。このプロジェクトでは、CityGML 2.0形式で作成された市の大規模なベースマップに適したサイズで、ロッテルダムの205,000棟の建物、歴史あるホテルボート、6基の象徴的な橋梁のモデルを作成する必要がありました。この3Dモデルを作成するには、幾何学的属性、位相属性、意味属性、外観属性を維持しながら、大量のLiDARポイントクラウドデータを取り込んで各種ソースからのデータを統合しなければなりませんでした。こうした課題に加え、建物の屋根や壁の複雑な調整に対応するために、Avineonは柔軟性と相互運用性のあるモデリング/視覚化技術を必要としました。

ソリューション
Avineonは、CityGML 2.0規格とロッテルダム市のモデリングガイドラインに従って、LiDARポイントクラウドおよび建物フットプリントから建物や橋梁の3Dモデルを作成するのにMicroStationを使用しました。MicroStationでは大量のLiDARポイントクラウドデータを処理できることから、モデルの抽出ならびにオープンデータモデルへの属性のエクスポートが自動化されました。また、柔軟性と相互運用性を備えたこの包括的なモデリング/視覚化アプリケーションにより、各種ソースからのシームレスなデータの取得、ローディング、処理が容易になりました。さらに、MicroStationのオープンなモデリング環境を活かし、複雑な屋根構造を調整して他の建物表面と正確に合わせることが可能になりました。

成果
MicroStationを使用し、Avineonは迅速、正確、かつ経済的に、各種ソースからのデータをCityGML 2.0形式で提供しました。従来の手法の5分の1の時間で205,000棟の建物のモデルをキャプチャできたため、モデリング作業の効率とリソース活用が6倍に向上。手作業で行っていたプロセスを自動化することで、複雑な屋根と壁面についても、統合モデリングおよびリアルな仮想表現の作成を迅速に行えました。MicroStationで作成した3D都市モデルは、信頼性が高くアクセシブルな学際的構想の一環として、デジタル都市ロッテルダムの計画立案、エネルギー消費解析、開発に使用されます。

ソフトウェア
Bentleyの相互運用可能なモデリング/視覚化ソフトウェアは、大量のLiDARポイントクラウドデータと複数ソースのデータをシームレスに統合することにより、豊富なデータを含む包括的な3Dモデルのデリバリを実現しました。MicroStationを使用することで、ロッテルダムのオープンソースCityGMLベースマップに最適なサイズで建物および橋梁の3Dモデルを作成するための時間と費用は大幅に削減されました。また、モデリングの精度と効率性が最適化されました。MicroStationで自動化を進めることにより、複雑な建物表面についても、意味属性、幾何学的属性、位相属性が確実に維持されるようになりました。

プロジェクトプレイブック: MicroStation

成果と現状
  • AvineonではMicroStationを使用し、ロッテルダムのデジタル都市構想の一環として、205,000棟の建物と6基の橋梁の3DモデルをオープンソースのCityGML 2.0形式で作成しました。
  • MicroStationの柔軟性と相互運用性により、大規模なポイントクラウドデータと建物フットプリントや各種データソースの情報とのシームレスな統合が容易になり、都市インフラの正確な仮想表現が実現しました。
  • MicroStationで手作業のプロセスを自動化することにより、モデリングに要する時間が20%短縮され、作業効率が6倍になりました。
引用:
  • 「Bentley製品のおかげで、データ処理の基盤を確立でき、自動化ツール開発の可能性も広がりました。」

    Govardhan Julia氏 写真測量担当シニアマネジメント Avineon India Pvt. Ltd.