• Beijing Shougang International Engineering Technology Co., Ltd.

    首鋼工場跡地のXishi Winter Olympics Squareへの転用プロジェクト

    中国、北京、石景山

プロジェクト概要

プロジェクト

2022年冬季オリンピック組織委員会は、中国北京の石景山区にある首鋼工場跡地に開発される新しい広場の設計と建設について、Beijing Shougang International Engineering Technology(BSIE)と契約を結びました。建築要件の厳しい保護地域にある使われなくなった施設から成る地域であることから、地区の規制を守りながら、元の鋼鉄工場の美観を保つ広場をつくることが課題となりました。請負業者は、建物を再利用して元の構造特性をそのまま残すことで、このビジョンを達成しようとしています。

ソリューション

BSIEは、Bentleyのソフトウェアを利用して敷地と既存インフラを調査し、状況を把握しました。3Dレーザースキャンでポイントクラウドデータを取得し、設計図情報と組み合わせてそれをモデル化。Pointoolsを統合して2つのデータセットの差分解析を行いました。さらに、建設プロジェクトに環境への配慮を求める自治体の規制に対応するために、BSIEのプロジェクトチームはプロジェクトのライフサイクルの全段階にBIMプロセスを導入しました。ProjectWiseを使用することで、計画、設計、調達、建設、運用、および保守のすべてにおいて、コラボレーションが可能になりました。こうしたプロセスにより、データへのアクセスが確保されるとともに、インフォメーションモビリティが実現し、さまざまな部門に関連するモデルの作成と保守にかかる時間とコストが削減されました。

成果

プロジェクトの第1期工事にはサイロ1~6の再建設が含まれ、36億人民元の工費を費やして完了しました。残りの事務所棟と共有エリア、そして85,300平方メートルの敷地をカバーする交通網の建設は、2016年中に完了する予定です。完成した暁には、2022年冬季オリンピック開催に向け、首鋼エリアの新しいランドマークとして5,000人を超える中国人旅行者、外国人旅行者、各国政府要人を迎え入れることになります。

ソフトウェア

同社がこのプロジェクト特有の制限に対応できたのは、従来の調査手法の代わりに3Dレーザースキャンを使用したからでもあります。Bentley Pointoolsによって、プロジェクト後半における意思決定と解析に非常に役立つ情報が得られ、従来の手法を使った場合と比較して約100万人民元のコストと3~5%の時間を削減できました。仮想化され、完全に統合されたBIMモデルは、運用と保守の際に必要となるシステムの基礎としても使用できるため、施工時の情報を新しく作成する必要がなくなり、費用も削減できます。

成果と現状
  • 2022年の冬季オリンピック期間中、この新しい複合施設には毎日5,000人以上が訪れる見込みです。
  • ProjectWiseを活用することで、情報モビリティと改善されたプロセスを使って産業エンジニアリングと土木エンジニアリングの間をつなぎ、設計と建設という2つの異なる分野のニーズに対応できるようになりました。
  • ポイントクラウド解析によって、100万人民元の技術コスト削減と3~5%の時間短縮を実現。建設機器の移動や技術についても、プロジェクトチームが効果的に計画できました。
ユーザーの声
  • 「Bentleyの系統的ソリューションにより、プロジェクトの各リンクを網羅するスムーズなデータ接続が実現したことで、ソフトウェアの操作にわずらわされることなく、プロジェクト自体に集中して取り組むことができました」

    Li Hongguang氏 プロジェクトマネージャ 首鋼工場跡地のXishi Winter Olympics Squareへの転用プロジェクト