PLAXIS 2Dを使用して、地質工学エンジニアリングおよび岩盤力学における変形と安定性の2D有限要素解析を実行できます。
土木工学および地質工学エンジニアリング業界のエンジニアリング企業や機関では、掘削、盛土、基礎から、トンネル掘削、石油・ガス、採鉱、貯水池の地力学まで、さまざまなプロジェクトにPLAXISを活用しています。
主な機能は次のとおりです。
- 材料モデルの正確なキャリブレーション
- Bentleyのエコシステムによる高度な相互運用性
- Pythonスクリプトを用いたタスクの自動化による効率性の向上
- CADファイルのインポートによるモデリングの効率化、作業時間の短縮
- 卓越した構成モデルライブラリによる信頼性の強化
- 感度解析およびパラメーター変動による機能性の拡張
PLAXISには3つの柔軟なオプションが用意されており、いずれも地質工学解析におけるさまざまな企業ニーズに応じてカスタマイズできます。PLAXIS 2D、PLAXIS 2D Advanced、PLAXIS 2D Ultimateの詳細については、製品概要をご覧ください。
エンジニアによる、エンジニアのためのPLAXIS 2Dは、土壌、岩盤および関連構造物の有限要素解析における定番のアプリケーションです。岩盤の反応、地表や建物の沈下、掘削ピットの安定性や移動、非排水状態における圧密、あるいは構造物の支持力を解明する場合、Bentleyの直感的なデジタルワークフローと確実な計算を用いることで、地質工学に携わる世界中の実務担当者から信頼される解析を行うことができます。
PLAXIS 2Dでは、直感的なデジタルワークフローを利用するため、建設プロセスの正確なモデリングが可能です。高度な機能により、クリープ、圧密による流動-変形連成、定常状態の地下水流動、熱流まで考察できます。究極の機能性によって、地盤内の振動の影響を解析して土壌の反応解析を実施できるほか、PM4SandおよびUBCSandモデルを使用して液状化の解析もできます。また、熱モデリングの機能強化により、土壌、岩盤、構造物の水力学的挙動と機械力学的挙動に対する過渡熱流の影響も理解しやすくなっています。
機能を拡張すると、CADに似た環境で定義済みの構造要素と荷重タイプを使用して迅速かつ効率的にモデルを作成できるため、結果の解釈により多くの時間をかけることができます。強力な後処理では、力、変位、応力、流動のデータをさまざまな方法で出力プログラムに表示できます。
BentleyのPLAXIS 2Dは、充実の機能、豊富に選択できる構造モデル、自然な地質工学エンジニアリングワークフローを備え、クラス最高峰の地質工学解析およびモデリングを実現します。