AssetWise ALIMでは、資産のライフサイクルを通して資産データのアクセシビリティ、品質、整合性および関連性を、コンテキストに応じて全体的に改善できます。AssetWise ALIMを記録システムとして利用することで、構造化・非構造化情報、文書記録および変更の管理を行い、正確な情報を確実にエンジニアリングや運用、メンテナンスに活かすことができます。本質的な空間対応性を備えたネットワーク認識型のAssetWiseにより、デジタルエンジニアリングモデルを活用して優れた資産パフォーマンスを実現することが可能となります。
AssetWise ALIMでは、構成および変更管理におけるベストプラクティスを統合し、資産データ、文書、組織、要件、人、プロセスといった各種情報間の関係性を管理できます。AssetWise ALIMを利用することで、連携したデータ環境を基盤とし、次のことが可能になります。
- あらゆる種類のインフラ資産関連情報を正確に管理、制御、配布、アーカイブして効率化を図ることができます。
- 情報のコンテキストや、プロジェクト、プロセス、機器、ユーザーとの関係性を特定して保持することで、情報の整合性を確保できます。
- 線形ネットワーク、関連資産、属性を、空間に位置する他の情報とあわせて確認し、管理できます。
- 構成管理によって、資産の構成を確実に要件に適合させることができます。
- 厳格な資産ライフサイクル情報管理と詳細レポートを通して、リスクの低減と安全性の向上を図り、業界や環境規制のコンプライアンスに準拠できます。
- 会社の記録と関連情報をライフサイクル全体にわたって管理することで、会社の記録維持ポリシーを遵守できます。
- 資産構造と関連タグ(システム、コンポーネント、製品と品目の基準、スナップショット、連番付きの品目など)を管理できます。
- 重要な資産については厳格な構成と要件、管理制御、専用ワークフローで管理することで、サイバーセキュリティのような主要プログラムの管理効率をさらに高められます。
AssetWise ALIMには、定評のあるeBやExorといったBentleyの従来製品の機能も統合されています。