2016年11月2日

主流化するリアリティモデリング

ContextCapture導入の迅速化がコンセプショニアリング、コンストラクショニアリング、
インスペクショニアリングを促進し、ハイブリッド入力による写真とスキャンの活用が可能に

 

ロンドン – Year in Infrastructure 2016カンファレンス(2016112日)インフラストラクチャのオピニオンリーダーのために毎年開催される本カンファレンスの基調講演において、CEOGreg Bentleyは、2015年にBentley SystemsがContextCaptureソフトウェアを買収・統合して以来、ユーザーのプロジェクトやBentleyのソフトウェアポートフォリオ全体にリアリティモデリングが普及していることから、今後はインフラストラクチャプロジェクトのデリバリや資産パフォーマンスの向上のためにリアリティモデリングが主流として活用されるようになるとの見解を述べました。リアリティモデリングでは、インフラストラクチャ資産の運用時状態として想定される連続キャプチャを描写して処理し、エンジニアリング可能なリアリティメッシュを作成するとともに没入型操作を実現するために、メッシュに新たな生命を吹き込みます。

これまでリアリティモデリングでは、地上撮影や航空撮影、中でも特に急速に産業利用が拡大しつつある無人航空機(UAV)から収集したデジタル写真を処理していました。Bentleyはカンファレンスで、来月リリース予定のContextCaptureの画期的な新技術を発表しました。これはレーザースキャンで収集された利用可能なポイントクラウドを利用可能な写真と組み合わせて「ハイブリッド入力」とし、リアリティメッシュ内に再構成するというものです。レーザースキャンの場合、膨大で非インテリジェントなポイントクラウド自体と比較して、リアリティモデリングで処理したエンジニアリング可能メッシュの質はより優れており、その優位性は今やスキャナやカメラ、資産特性、キャプチャ条件を問わずあらゆる状況において圧倒的です。
Bentleyは、リアリティモデリングが主流となった例として以下を挙げています。

  • Be Inspired Awardsの60組以上のファイナリスト(専門家から成る第三者審査員グループが選出)のうちカンファレンスに出席した15組にのぼるファイナリストがリアリティモデリングを活用していました。リアリティモデリングのカテゴリでは、すでにリアリティモデリングを活用している次の3組のファイナリストが、対象インフラストラクチャの多様な範囲とフェーズについて説明しています。

 

    • キャンパス(建設): 早稲田大学 嘉納研究室、大林組、点群データに基づく工事進捗の自動識別に関する研究
    • 通路(設計): CH2M Fairhurst Joint Venture、A9 Duallingプログラム、Transport Scotland
    • 都市(運用): ヘルシンキ市、Helsinki 3D+
  • 建築、地方自治体、鉄道・輸送、道路、ユーティリティと通信、上下水処理プラントなど、リアリティモデリングを評価しているその他のファイナリストの応募カテゴリでも、同様に導入の多様性が実証されています。
  • ContextCaptureによる処理は年初来68か国で報告されており、アジアおよび開発途上国での使用が西洋諸国での使用と同程度となっています。
  • 「組み込み」のContextCaptureソフトウェアのライセンス使用が、主要な3D都市マッピング専門会社の専門処理センターから産業用UAV主要ベンダーへと急速に拡大しています。

 

またBentley Systemsのソフトウェア開発において、リアリティモデリングのワークフローを拡大するために行われた下記の成果もカンファレンスで実証されました。

  • Bentleyの新しいOpenRoads Designerには、植物、地形、ブレークラインの分類など、リアリティメッシュから関連する地上のフィーチャを半自動的に処理するDescartesの新機能があらかじめ組み込まれています。
  • 本カンファレンスにおける技術分野の基調講演では、地理座標を追加したデジタルエンジニアリング情報を含むリアリティメッシュの没入型表示を、あらゆるブラウザ対応デバイスから利用できる優れた新性能が取り上げられました。
  • 本カンファレンスの今後の展望をテーマとするフォーラムと2016年9月のデジタル鉄道シンポジウムにおいて、Bentleyインスティチュートの研究活動内容が報告されました。報告では共同研究者も登壇し、リアリティメッシュと地理座標系設定からの自動分類の進化に関する説明が行われました。
  • Bentleyの子会社であるReal World Capture, Inc.は、ますます多様化し課題の多くなった施設向け業務の事例において、常に利益を確立するという同社の使命を引き続き実践しています。そのため、オーナー企業向けに行う同社のプロジェクト業務にProjectWiseを使用し、地理座標を追加したデジタルエンジニアリングモデルを取り入れています。
  • コンセプショニアリングのためのリアリティモデリングを使用して、Bentleyから近々リリースされるOpenRail ConceptStationのプレビューが行われました。

 

最後に、インフラエンジニアリング組織にサービスを提供しているその他主要技術会社の幹部により、リアリティモデリングによって促進される新しい連携の機会が例証されました。

  • Topcon Positioning SystemsのCEO、Ray O’Connor氏は、カンファレンスの基調演説でGreg Bentleyとともに、共同クラウドサービスを通じてリアリティモデリングを活用し、調査、エンジニアリング、建設を統合するコンストラクショニアリングを紹介しました。
  • Bureau Veritasの欧州副社長、Jacques Lubetzki氏は、カンファレンスの基調演説でGreg Bentleyとともに、リアリティモデリングを活用してエンジニアリングと検査を統合するインスペクショニアリングを紹介しました。
  • Siemens Process AutomationのCEO、Eckard Eberle氏は、石油、ガス、化学に関するフォーラムの基調演説で、リアリティモデリングを活用したプロセスプラント作業員の緊急時対応トレーニングを、SiemensのCOMOS Walkinsideソフトウェアで実演します。

Greg Bentleyは次のように述べています。「多くのユーザーの皆様と当社の業界パートナーにお礼を申し上げます。業界パートナーの皆様により、このYear in Infrastructure 2016カンファレンスの席上で、リアリティモデリングが主流化するにつれて各社がこれまで実現してきた利点や今後の成功の見通しが例証されました。インフラストラクチャエンジニア、プロジェクトデリバリ、資産パフォーマンスの強化のために、ドローン、複合現実デバイス、産業界向けIoTなどの言わば「デジタル時代の産物」をどのように統合するかという問いに、リアリティモデリングが答えていくことを私は確信しています」

Bentley Systemsについて

Bentley Systemsは、建築家、エンジニア、地理空間のプロフェッショナル、建設業者、オーナーオペレーターにインフラストラクチャの設計、建設、運用を推進するための包括的なソフトウェアソリューションを提供する世界的リーダー企業です。Bentleyのユーザーは、各分野にまたがり、インフラストラクチャのライフサイクル全体に対応するインフォメーションモビリティを活用し、パフォーマンスに優れたプロジェクトとアセットを実現できます。Bentleyのソリューションには、インフラの設計・モデリングを行うMicroStationプラットフォーム、インフラプロジェクトチームの協業と作業共有のためのProjectWiseプラットフォーム、インフラ資産運用のためのAssetWiseプラットフォームを包含し、すべてが広範なポートフォリオの互換性アプリケーションに対応し、世界規模のプロフェッショナルサービスで補われています。

Bentleyは1984年に設立され、50カ国以上に3,000人近くの従業員を擁し、年間売上高は6億ドルにのぼります。また、2009年以来10億ドル以上を投資して研究、開発および企業買収を推進しています。

Bentleyに関するその他の情報については、www.bentley.comをご覧ください。Bentleyのニュースをいち早くご覧になるには、BentleyのプレスリリースおよびニュースアラートのRSSフィードをご購読ください。Year in InfrastructureカンファレンスのWebサイトで、Bentleyの一流のオピニオンリーダーシップイベントの見どころをご覧ください。毎年開催されるBe Inspired Awardsの革新的なインフラストラクチャプロジェクトのコレクションは、検索可能なBentleyの『Infrastructure Yearbooks』をご覧ください。インフラストラクチャ業界の関係者が出会い、情報交換し、学び合える専門家ネットワーキングサイトをご利用になるには、Bentley Communitiesにアクセスしてください。

Bentley Infrastructure 500』はインフラストラクチャの累積投資額に基づいて公共部門と民間部門のインフラストラクチャトップオーナーのランキングを掲載した独自の世界的リストです。こちらからダウンロードできます。

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